愛媛大学への進学を目指していて、「総合型選抜で受験したい」と考えている皆さん!
この記事では、愛媛大学の総合型選抜について、制度の基本から学部別の選考方法、日程、対策のポイントまでを網羅的に解説します。
この記事を読むとわかること
- 愛媛大学の総合型選抜Ⅰ・Ⅱの違い
- どの学部で総合型選抜が実施されているか
- 令和8年度の出願〜合格発表までのスケジュール
- 愛媛大学が学部別に求める人物像(アドミッション・ポリシー)
- 合格するために本当に必要な対策の考え方
愛媛大学の総合型選抜とは?まず「Ⅰ」と「Ⅱ」の違いを知ろう

愛媛大学の総合型選抜には、「総合型選抜Ⅰ」と「総合型選抜Ⅱ」の2種類があります。最初に、この2つの違いをしっかり理解しておきましょう。
総合型選抜Ⅰ(共通テストなし)
総合型選抜Ⅰは、大学入学共通テストを課さない選抜方式です。社会共創学部・工学部で実施されます。
選考では、総合問題・面接・グループディスカッションの結果に加え、出願書類(活動報告書・志望理由書・調査書)の内容をもとに、意欲・能力・適性・関心等を多面的・総合的に評価して合否が決まります。
共通テストの点数が不要なぶん、「自分が何者で、なぜこの学部を志望するのか」という意欲や人物面が直接問われる選抜方式といえます。
総合型選抜Ⅱ(共通テストあり)
総合型選抜Ⅱは、大学入学共通テストを課す選抜方式です。法文学部・教育学部・社会共創学部・医学部・工学部・農学部で実施されます。
共通テストの結果に加え、面接・総合問題・グループディスカッション・口頭試問・出願書類などを組み合わせて、学力・適性・目的意識を多面的に評価します。学部によって使用する選考要素が異なりますので、各学部の募集要項で詳細をご確認ください。
両方に共通する重要ポイント:専願制であることに注意

総合型選抜Ⅰ・Ⅱどちらも、「合格した場合には入学の確約ができる者」が出願要件となっています。つまり、事実上の専願制です。他大学の総合型選抜や推薦選抜と同時に進めるケースもありますが、合格した場合に必ず入学できるかどうかを出願前にしっかり検討しておく必要があります。
学部別 総合型選抜の実施状況一覧
愛媛大学の総合型選抜が実施されている学部と、主な選考内容をまとめました。
| 学部 | 総合型選抜Ⅰ | 総合型選抜Ⅱ | 主な選考内容 |
|---|---|---|---|
| 法文学部 | ー | ○ | 面接・口頭試問・共通テスト |
| 教育学部 | ー | ○ | 面接・実技・共通テスト |
| 社会共創学部 | ○ | ○ | 総合問題・グループディスカッション・面接 |
| 医学部 | ○(特別枠) | ○ | 小論文・面接・共通テスト |
| 工学部 | ○ | ○ | 総合問題・面接・共通テスト |
| 農学部 | ー | ○ | 面接・口頭試問・共通テスト |
| 理学部 | ー | ー | ※総合型選抜の実施なし(要公式確認) |
※上記は令和8年度入学者選抜要項をもとに作成しています。学科・コースによって実施の有無が異なる場合があります。必ず公式HPの募集要項でご確認ください。
法文学部の総合型選抜
法文学部では総合型選抜Ⅱが実施されています。共通テストに加え、面接・口頭試問・出願書類が評価対象となります。人文・社会の幅広い分野への関心と、自分の考えを言語化する力が求められます。
愛媛大学 法文学部の総合型選抜の対策を徹底解説|試験科目・配点・スケジュール・合格対策まとめ
教育学部の総合型選抜
教育学部では総合型選抜Ⅱが実施されています。コースによっては実技検査が課される場合もあります。教育への強い使命感と、子どもや社会に対する主体的な関心が重要です。
愛媛大学 教育学部の総合型選抜を徹底解説|試験科目・配点・スケジュール・合格対策まとめ
社会共創学部の総合型選抜
社会共創学部は、総合型選抜Ⅰ・Ⅱの両方が実施される唯一の学部です。Ⅰでは総合問題・グループディスカッション・面接が課され、共通テストなしで受験できます。地域や社会の課題に対する関心と、自分なりの問題意識を持っていることが重要です。
愛媛大学 社会共創学部の総合型選抜を徹底解説|試験科目・配点・スケジュール・合格対策まとめ
医学部の総合型選抜
医学部では、地域特別枠(看護学科)などで総合型選抜Ⅰが、一般枠で総合型選抜Ⅱが実施されています。医療・看護への強い志望動機と、地域医療への貢献意識が求められます。
[リンク先:医学部 総合型選抜 記事(準備中)]
工学部の総合型選抜
工学部は総合型選抜Ⅰ・Ⅱの両方が実施されます。理工系分野への興味・関心だけでなく、社会課題を技術で解決しようとする視点が問われます。
愛媛大学 工学部の総合型選抜を徹底解説|募集コース・選考方法・倍率・対策まとめ
農学部の総合型選抜
農学部では総合型選抜Ⅱが実施されています。農学・食・環境に関する関心と、それを将来にどう活かすかという目的意識が評価されます。
[リンク先:農学部 総合型選抜 記事(準備中)]
愛媛大学 総合型選抜の日程(令和8年度)
令和8年度の総合型選抜のスケジュールは以下のとおりです。
| 選抜種別 | 出願受付期間 | 試験実施 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 総合型選抜Ⅰ | 9月8日(月)〜9月26日(金) | 10月中旬(予定) | 11月上旬(予定) |
| 総合型選抜Ⅱ | 11月21日(金)〜12月12日(金) | 1月(共通テスト)+2月上旬(個別) | 2月下旬(予定) |
総合型選抜Ⅰは秋に結果が出るため、早期に合否が確定するというメリットがあります。一方で、準備期間が短くなりやすいため、高校2年生のうちから対策を始めることが重要です。
愛媛大学が求める人物像とは――アドミッション・ポリシーを学部別に読み解く
総合型選抜で合格するためには、各学部のアドミッション・ポリシー(AP)を正確に理解することが不可欠です。APとは「大学がどんな学生を求めているか」を明文化したもので、選考の評価軸そのものです。
以下、総合型選抜が実施されている各学部のAPを確認し、何が問われているかを整理します。
法文学部
法文学部は「人文・社会科学の知識を基盤とした幅広い教養と実践力を身につけた、汎用的能力の高いグローバル人材」の育成を目指しています(出典:愛媛大学法文学部 教育方針ページ)。求める学生像として特に重要なのは次の2点です。
- 人間・文化・社会から提起される諸問題に興味関心を持ち、その成果を現代社会に活かしたいという意欲を持っていること
- 所与の問題について、自分の考えを日本語でわかりやすく表現できること
「社会の問題に対して自分なりの問いを立て、言語化できるか」が問われる学部です。時事・社会問題への深い関心と、口頭・文章での表現力が直接評価されます。
愛媛大学 法文学部の総合型選抜の対策を徹底解説|試験科目・配点・スケジュール・合格対策まとめ
教育学部
教育学部は「子どもの心を深く理解し、幅広い教養と実践的指導力、現代的課題解決能力、専門性を兼ね備えた教員」の養成を目指しています。求める学生像は以下のとおりです。
- 幼児・児童・生徒の発達や学習、障害などの様々な教育的ニーズに対して幅広い興味と関心を持ち、教育の諸問題に積極的に解決しようとする意欲のある人
- 個々の子どものニーズに柔軟に対応し、すべての子どもたちが輝く教育の創造に努めようとする人
単に「子どもが好き」「教師になりたい」という気持ちだけでは不十分です。なぜ教育なのか、どんな教育観を持っているかを自分の言葉で語れる深さが問われます。
社会共創学部
社会共創学部は「地域社会を持続可能な発展へと導くために、地域ステークホルダーと協働しながら課題の解決策を企画・立案するだけでなく、実践活動を通して地域社会の未来を牽引する人材」の育成を目指しています。求める学生像の核心は次の2点です。
- 物事を多面的に考察し、自分の考えをまとめることができること
- 人間や現実の社会から提起される諸問題に興味関心を持ち、その成果をグローバル化した現代社会に活かしたいと考えていること
地域・社会の課題に対して「自分ごと」として向き合い、解決策を考えられるかが核心です。総合型選抜Ⅰではグループディスカッションと総合問題でこの力が直接試されます。
医学部(医学科・看護学科)
医学科の総合型選抜Ⅱでは、研究医の不足や地域・診療科における臨床医の偏在など、医学・医療を取り巻く諸問題に強い関心を持ち、その是正に意欲を持って取り組み、愛媛県内の医学・医療の担い手となる高い使命感と倫理感を持っていることが求められます。
看護学科の総合型選抜Ⅰ(地域特別枠)では、中山間地域や離島などの地域医療に強い関心を持ち、将来、愛媛県内の地域医療のリーダーとして貢献することへの高い使命感が明記されています。
医学部は「医療・看護への強い動機」に加え、地域医療・愛媛県への貢献という視点が選考で特に重視されます。
工学部・農学部
工学部・農学部のAPも同様に、専門分野への強い関心と、知識を社会・地域に還元しようとする意欲・目的意識が重視されています。詳細は各学部の子記事でご確認ください。
[リンク先:工学部 総合型選抜 記事] [リンク先:農学部 総合型選抜 記事]
アドミッションポリシーから読み取れる「愛媛大学が共通して求めるもの」
学部によって文言は異なりますが、愛媛大学のAPを横断して読むと、共通して以下の資質が求められていることがわかります。
| 評価軸 | 内容 |
|---|---|
| 目的意識 | なぜこの学部・この大学なのかを自分の言葉で語れるか |
| 主体性 | 課題を自ら発見し、探究しようとする姿勢があるか |
| 協働力 | 多様な他者と対話・協力しながら学べるか |
| 表現力 | 自分の考えを論理的に文章・口頭で伝えられるか |
| 地域・社会への関心 | 学びの成果を地域・社会に還元しようとする意識があるか |
これらは単なる「評価項目」ではなく、志望理由書・面接・グループディスカッション・総合問題のすべてに直結する評価軸です。対策を始める前に、自分の経験・考えがこれらの軸とどう結びつくかを整理することが最初の一歩になります。
総合型選抜で合格するために必要なこと
「情報収集」だけで対策した気にならない
総合型選抜の準備を始めると、多くの受験生が「どんな活動をすれば受かるか」「何を書けばウケるか」という視点で考えてしまいます。しかし愛媛大学の選考で問われるのは、活動の派手さや数ではなく、あなたがその経験からどれだけ深く考えたかです。
志望理由書・面接・総合問題、それぞれの対策の方向性
志望理由書では、なぜ愛媛大学のその学部でなければならないのかを、自分の経験と結びつけて論理的に書くことが求められます。「共感できる」「将来の夢がある」だけでは不十分です。
面接・グループディスカッションでは、暗記したセリフをそのまま話すような対応は見透かされます。その場で問われたことに対して、自分の頭で考えながら応答できる力が必要です。
総合問題(社会共創学部・工学部など)では、与えられたテーマについて多角的に思考し、自分の見解を述べる力が問われます。日頃から社会問題や時事ニュースへの関心を深めておくことが基礎になります。
各選考要素の詳しい対策については、以下の記事もあわせてご覧ください。
[リンク先:愛媛大学 総合型選抜 総合問題 対策記事]
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