総合型選抜(旧AO入試)に挑戦すると決めたとき、多くの受験生と保護者が最初にぶつかるのが「どの塾を選べばいいの?」という壁です。
一般入試と違い、総合型選抜は志望理由書・小論文・面接な ど「正解のない対策」が中心。
だからこそ、塾選びひとつで結果が大きく変わります。とはいえ愛媛では、選択肢そのものの見極めが難しいのも事実です。
この記事では、後悔しない塾の選び方を7つの軸で整理し、愛媛ならではの 注意点まで具体的に解説します。
代表 長岡「とりあえず家から近いから」で塾を決めて、いざ入ったら面接対策がほとんどなかった…という相談は毎年あります。



選び方の軸を先に知っておくだけで、失敗はぐっと減らせます!
総合型選抜は「塾選び」で結果が変わる


総合型選抜は、学力テストの点数だけで合否が決まる入試ではありません。
志望理由書、活動報告書、小論文、面接、プレゼンテーションなど、大学が「この受験生と一緒に学びたいか」を多面的に見る入試です。
正解のない対策だからこそ、指導者で差が出る
一般入試の対策は、過去問を解き、解法を覚え、点数を伸ばすという比較的わかりやすい道筋があります。一方、総合型選抜で問われるのは「あなたは何を考え、何をしてきて、これから何をしたいの か」という、正解のない問いです。
同じ志望理由書でも、指導する人によって仕上がりはまったく変わります。表面的に文章を整えるだけの指導なのか、受験生自身の経験や問題意識を深く掘り下げて言語化させる指導なのか。
この差が 、合否を分けます。だからこそ、「誰が・どう教えてくれるか」を見極める塾選びが決定的に重要になるのです。
独学や学校の先生だけでは難しい理由
「学校の先生に見てもらえばいいのでは」と考える方も多いですが、総合型選抜には次のような難しさがあります。
- 高校の先生は通常業務で多忙で、一人ひとりの志望理由書を何度も添削する時間が取りにくい
- 大学・学部ごとに「求める人物像」や選考方法が異なり、専門的な対策ノウハウが必要
- 面接やプレゼンは“本番に近い形で繰り返す練習”が不可欠だが、個人ではなかなか機会をつくれない
独学で乗り切れる受験生もいますが、多くの場合、客観的にフィードバックをくれる伴走者がいるかどうかが結果を左右します。
愛媛の総合型選抜・AO入試の塾事情【まずここを知る】


選び方の軸に入る前に、愛媛という地域の“前提”を押さえておきましょう。ここを理解しておくと、塾選びの判断がぐっと現実的になります。
愛媛は総合型選抜「専門」の塾が少ない
東京や大阪などの都市部には、総合型選抜だけを専門に扱う塾が数多くあります。
一方、愛媛では「総合型選抜専門」を掲げる塾はまだ限られているのが実情です。大学受験塾自体は多くても、その中 で総合型選抜にどこまで本気で対応できるかは、塾によって大きな差があります。
一般受験対応の塾は多いが、深い対策は限られる
愛媛にも大手予備校や個別指導塾は数多くあります。ただし、その多くは学力試験対策が主軸です。
総合型選抜にも「対応します」と案内していても、実際には志望理由書を数回添削して終わり、模擬 面接は1〜2回だけ、というケースも少なくありません。
志望理由書・小論文・面接までを一貫して深く見てくれる塾は、思っているより多くないのです。
地方ならではの情報格差がある
総合型選抜は年々制度が変化し、大学ごとの選考方法や求める人物像も毎年のように更新されます。都市部に比べると、愛媛では最新の入試動向や大学別の詳しい情報が届きにくく、「気づいたら出願 要件を満たしていなかった」「対策の方向性がずれていた」というリスクがあります。
地域の入試事情と最新情報の両方に強い塾を選べるかどうかが重要になります。
松山以外のエリアはさらに選択肢が限られる
総合型選抜に対応する塾は、どうしても松山市内に集中しがちです。今治・新居浜・西条・四国中央・宇和島・八幡浜といったエリアに住む受験生にとっては、「通える範囲に専門的な塾がない」こと も珍しくありません。
こうした地域では、オンラインで質の高い指導を受けられるかどうかが現実的な選択肢になります。



「愛媛だから選択肢が少ない」のは事実です。



見方を変えれば、選び方の軸さえ持っていれば、地域に縛られず本当に合う塾を選べる時代でもあります!
総合型選抜の塾の選び方|失敗しない7つの軸


ここからが本題です。総合型選抜の塾を選ぶときにチェックすべき軸を、7つに整理しました。
①指導形態:マンツーマン・個別か
志望理由書も面接も、受験生一人ひとりの経験・志望校・性格によって最適解が変わります。集団授業ではどうしても画一的になりがちなので、個別・マンツーマンで自分専用の対策を組んでもらえる かは最優先のチェックポイントです。
②講師の質・経験:誰が指導するのか
「誰が実際に教えるのか」を必ず確認しましょう。総合型選抜の指導経験が豊富か、志望理由書や面接の指導をどれだけ深く行ってきたか、添削や面接指導の質はどうか。受付や案内のスタッフではな く、最終的にあなたを担当する講師の力量が結果に直結します。
③志望校・学部への理解があるか
総合型選抜は大学・学部ごとに選考の傾向が大きく異なります。自分が目指す大学・学部の選考方法や求める人物像をどれだけ理解し、それに合わせた対策を組んでくれるかを確認しましょう。志望校 に合わせて指導の方向性を設計できる塾かどうかが重要です。
④指導内容の具体性:添削・面接の回数と形式
「対応します」という言葉だけで判断せず、具体的な指導内容を必ず確認しましょう。下記のような項目を質問すると、塾の本気度が見えてきます。
| 確認項目 | 質問の例 |
|---|---|
| 志望理由書 | 添削は何回受けられるか/提出のたびに見てもらえるか |
| 小論文 | 添削の頻度・フィードバックの細かさ |
| 面接 | 模擬面接は何回・どんな形式(対面/オンライン)で行うか |
| 出願書類 | 活動報告書やエントリーシー トまで見てもらえるか |
| スケジュール | 出願までの計画を一緒に管理してくれるか |
⑤費用とのバランス
費用は塾によって大きく異なります。入会金・月謝・講習費・教材費などの内訳と、出願までにかかる総額を確認しましょう。総合型選抜の専門的な指導は、一般的な塾より費用が高めになることもあります。
大切なのは金額の安さだけで決めないこと。「その料金で、どれだけ深く・何回見てもらえるのか」というサービスとのバランスで判断するのが失敗しないコツです。
⑥伴走・進捗管理の仕組みがあるか
総合型選抜は、出願までの数ヶ月〜1年をかけて準備する長期戦です。
途中で何をどこまで進められているのか、今の対策が正しい方向に向かっているのかが見えないと、受験生も保護者も不安になります。定期的な面談や進捗の共有、レポートなど、伴走してくれる仕組みがあるかも見ておきたい軸です。
⑦オンライン対応の有無
前述のとおり、愛媛では通える範囲に専門塾がないケースが多くあります。オンラインで対面と同等の指導(双方向の添削・模擬面接)が受けられるかは、特に松山市外の受験生にとって重要な判断材料です。
ここまでの7軸を、塾を比較するときのチェックリストとして使ってください。
- マンツーマン・個別で対策してもらえるか
- 実際に教える講師の指導経験が確認できるか
- 志望校・学部の選考傾向を理解しているか
- 添削・模擬面接の回数と形式が具体的か
- 料金とサービス内容のバランスが取れているか
- 進捗を共有・管理してくれる仕組みがあるか
- オンラインでも質の高い指導が受けられるか
愛媛で塾を選ぶときに特に見るべきポイント


7つの軸を踏まえたうえで、愛媛という地域だからこそ重視したいポイントを3つに絞って補足します。
志望校で選ぶ:地元大学の総合型に対応しているか
愛媛大学や松山大学など、地元の大学を志望する受験生は多いはずです。これらの大学の総合型選抜・学校推薦型選抜に対応しているか、選考傾向を理解しているかを確認しましょう。地元大学の入試 を理解している塾は、対策の精度が大きく変わります。
通いやすさ×オンラインの両立
松山市内に通える受験生は通学型も選択肢になりますが、今治・新居浜・西条・宇和島などにお住まいの場合は、無理なく続けられる距離かどうかが大切です。
通学が難しいなら、オンラインで完結で きる塾を選べば、地域に関係なく質の高い指導を受けられます。「通学かオンラインか」を自分の生活に合わせて選べる柔軟さがある塾が理想です。
愛媛の入試事情・地域課題に精通しているか
総合型選抜の志望理由書や探究テーマでは、地域の課題や自分の暮らす環境とのつながりが評価されることがあります。
愛媛の地域性や受験事情を理解している指導者なら、こうしたテーマの深掘りも 一緒に進められます。
失敗しがちな塾選びのパターン
最後に、よくある失敗を知っておきましょう。当てはまる選び方をしていないか、チェックしてみてください。
- 合格者数の多さだけで判断する(在籍人数が多いほど数字は大きく見えるものです)
- 料金の安さ・高さだけで決めてしまう
- 「総合型対応」の言葉だけを信じ、添削・面接の実態を確認しない
- 家からの近さだけで選び、指導の質を比べていない
- 体験や面談をせず、誰が担当するのかを確かめないまま入会する
これらはすべて、前半で紹介した「7つの軸」で確認すれば防げるものばかりです。



気になる塾があれば、必ず体験や面談で中身を確かめてから決めましょう!
愛媛の総合型選抜対策は「深める」塾を選ぶ


ここまで読んでいただくとわかるとおり、総合型選抜で大切なのは、見栄えよく「盛る」ことではなく、自分の経験や考えを「深める」ことです。
私たちパスハックは、愛媛で総合型選抜に挑む受験生のために、まさにこの「深める対策」に特化した塾です。
国立大に総合型選抜で合格した代表が直接指導
総合型選抜を自ら経験し、国立大学に合格した代表が直接指導にあたります。受験生の目線に立ち、何をどう深めれば評価されるのかを、実体験をもとに伝えられるのが強みです。
社会人プロ講師×チーム体制で多角的に深める
指導するのは社会人のプロ講師のみ。さらに一人の講師に任せきりにせず、チーム体制で多角的に受験生を見ます。志望理由書・小論文・面接を、それぞれの視点から深く磨き上げます。
毎月の成長レポートで伴走する
長期戦の総合型選抜だからこそ、進捗を“見える化”することを大切にしています。毎月の成長レポートで、今どこまで進み、次に何をすべきかを受験生・保護者と共有。安心して走り続けられる伴走体 制を整えています。
愛媛県内どこからでもオンラインで受講できる
松山市内はもちろん、今治・新居浜・西条・宇和島など県内のどこからでも、オンラインで同じ質の指導が受けられます。当社の講師は、オンライン指導の経験が豊富。
画面越しでも受験生一 人ひとりの思考を引き出し、対面と変わらない深さで志望理由書や面接対策を進められます。
「近くに専門の塾がない」「対面じゃないと不安」という愛媛の受験生の悩みを、経験あるオンライン指導で解決します。



盛った言葉は面接で必ず見抜かれます。だからこそ、自分の中にある本物の経験を一緒に深めていく。



それがパスハックの考える、いちばん確実な合格への近道です。
まとめ|選び方の軸をもう一度
総合型選抜の塾選びで後悔しないために、最後に7つの軸を振り返ります。
- ①マンツーマン・個別で対策してもらえるか
- ②実際に教える講師の指導経験は十分か
- ③志望校・学部の選考傾向を理解しているか
- ④添削・模擬面接の回数と形式が具体的か
- ⑤料金とサービス内容のバランスが取れているか
- ⑥進捗を共有・伴走してくれる仕組みがあるか
- ⑦オンラインでも質の高い指導が受けられるか
愛媛は総合型選抜の選択肢が限られる地域だからこそ、「近いから」「有名だから」ではなく、これらの軸で中身を見極めることが大切です。盛るのではなく深める。その姿勢で向き合える塾を選ぶことが、合格への確かな一歩になります。
監修者


長岡 孝樹
総合型選抜専門塾パスハック 代表
塾講師・フリースクール講師としてキャリアをスタート後、 ITベンチャーや上場企業でWebマーケティングを経験。 サイト運用から広告ディレクションまで幅広く担当。
IT寺子屋では小学生へのプログラミング指導に携わる。 現在は愛媛県松山市にて総合型選抜専門塾「パスハック」 を運営。自らも総合型選抜で電気通信大学に合格した実績を持つ。









