「総合型選抜の対策、いつから塾に通えばいいの?」受験生・保護者から最も多くいただく質問です。
先に結論をお伝えすると、理想は高2の春〜夏。ただし、いつからでも遅すぎるということはありません。
むしろ大切な のは”完璧な頻度で始めること”より”まず始めること”。
この記事では、その理由と学年別にやるべきことを整理します。
柚山先生「週1で通えないと意味ないですか?」とよく聞かれますが、月2回でも大丈夫。



一番もったいないのは「いつからか」を迷って動けないことなんです。
総合型選抜の塾は「高2の春〜夏」スタートが理想。でも遅くても始める価値はある


理想は高2春〜夏/高3からでも間に合う
総合型選抜の塾に通い始める理想的なタイミングは、高2の春〜夏です。志望校選びや活動実績の積み上げ、志望理由書の準備に十分な時間を取れるからです。
ただし「もう高2を過ぎてしまった」という人も安心してください。
高3からのスタートでも、やり方次第で十分に合格は狙えます。開始時期ごとにできることは変わりますが、「遅いから無理」ということはありません。
| 開始時期 | できること | 難易度 |
|---|---|---|
| 高1 | 自己分析・学習習慣・実績づくりの土台 | ◎ 余裕あり |
| 高2春〜夏 | 志望校選定・活動実績・志望理由書の基礎 | ◎ 理想的 |
| 高3春 | 書類作成・面接対策をじっくり | ◯ まだ間に合う |
| 高3夏 | 集中対策・実績の”見せ方”を磨く | △ 短期集中で可 |
一番のNGは「いつからか迷って動かない」こと
実は、合否を分ける最大の要因は「開始時期そのもの」ではありません。「いつから始めようか」と迷っているうちに、数ヶ月が過ぎてしまうことです。
総合型選抜は時間をかけて深掘りすればするほど志望理由が深まり、面接でも説得力が増していきます。だからこそ、迷って止まっている時間が一番もったいないのです。
大切なのは”頻度”より”始めること”(月2回でもOK)
「塾に通うなら週1以上じゃないと意味がないのでは?」と考えて、踏み出せない人がいます。でも、これは誤解です。
まずは月2回からでも構いません。



大事なのは、早い段階から先生や周りの人と一緒に方向性を固め、少しずつでも積み上げていくこと。
頻度のハードルを下げてでも”始めてしまう”ことが、結果的に大きな差を生みます。
なぜ「早いほど有利」なのか?総合型選抜のスケジュール構造
理想が高2春〜夏になる理由は、総合型選抜のスケジュールそのものにあります。
総合型選抜は一般選抜より”数ヶ月前倒し”


文部科学省の大学入学者選抜実施要項により、総合型選抜は出願が高3の9月1日以降、合格発表が11月1日以降と定められています(一般選抜より数ヶ月早いスケジュール)。



つまり高3の夏には、出願書類が完成しているのが理想。逆算すると、準備を始めるべき時期は自然と早まります。
出典:「総合型選抜」の出願時期や合格発表時期について(文部科学省)
※年度により内容が変わる場合があります。最新情報は必ず公式でご確認ください。
評定平均・活動実績は”2年生まで”が効いてくる
総合型選抜では、高1〜高3の1学期までの評定平均や、部活動・課外活動などの活動実績が評価対象になることが多くあります。
これらは高3からの頑張りだけでは挽回しきれません。高2までの積み重ねが効いてくるため、早く動き出した人ほど有利になるのです。
早く始めるほど「盛る」でなく「深める」対策ができる
時間がないと、つい「実績を立派に見せる」「志望理由を耳ざわりよくまとめる」といった”盛る”対策に走りがちです。
しかし大学が本当に見ているのは、その人の考えの深さや一貫性。早く始めれば、自分の興味を本気で掘り下げ、”深める”対策ができます。これが合格の質を大きく左右します。
【学年別】総合型選抜対策はいつから・何を始めればいい?


学年ごとに、取り組むべきことを整理します。
高1:自己分析と学習習慣づくり(土台の時期)
- 自分の興味・関心を言語化する自己分析
- 評定平均を意識した日々の学習習慣
- 部活動・課外活動・探究学習などへの積極参加
この時期は「合格対策」というより土台づくり。やっておくと後がぐっと楽になります。
高2:志望校選び・活動実績・志望理由書の基礎
- オープンキャンパス参加と志望校・学部の絞り込み
- 活動実績の積み上げと記録
- 志望理由書の”種”となる経験の棚卸し
- 小論文の基礎力づくり
最も多くの受験生が本格スタートを切るのがこの時期です。
高3:出願書類の完成・面接・小論文の集中対策
- 志望理由書・活動報告書の完成
- 面接対策(想定問答・模擬面接)
- 小論文の実践演習
- 出願スケジュールの管理
高3は「これまで積み上げたものを形にする」仕上げの時期です。
「もう高3だけど間に合う?」への答え
「気づいたら高3になっていた」という人へ。結論、間に合います。ただし開始時期によって戦い方が変わります。
高3春スタート:まだ余裕を持って準備できる
高3の春(4〜6月)なら、書類作成や面接対策にじっくり時間を使えます。夏までに志望理由を固め、計画的に進めれば十分合格を狙えます。
高3夏スタート:実績の”作り込み”より”見せ方”勝負
高3夏(7〜8月)からの場合、新しい実績を一から作る時間は限られます。ここでは、これまでの経験をどう意味づけ、どう見せるかが勝負どころ。短期集中で密度を上げれば、まだ十分に間に合います。
諦めるのが一番もったいない理由
「もう遅いかも」と諦めてしまうと、本来あった可能性まで手放すことになります。たとえ高3夏でも、専門家と一緒に動けば道は開けます。遅いと感じた今こそ、動き出すタイミングです。
大切なのは「頻度」より「始めること」


ここで、改めて一番お伝えしたいことに戻ります。



「忙しくて週1も通えない」それでも大丈夫。月2回でも、早く始めた人は確実に積み上がっていきます。完璧を待つより、まず一歩です。
週1で通えなくても、まずは月2回でもいい
部活や定期テストで忙しい高校生にとって、毎週の通塾はハードルが高いもの。
でも、総合型選抜の対策は”密度の高い対話”の積み重ねです。月2回でも、早い時期から始めれば十分に前進できます。
早く始めれば”少ない頻度”でも積み上がる
頻度が少なくても、開始が早ければトータルの準備時間は確保できます。月2回×1年と、週1×3ヶ月では、前者のほうがじっくり深められることも多いのです。
「完璧に始めよう」が一番のブレーキになる
「週1通えるようになってから」「志望校が決まってから」そう先延ばしにしているうちに時間は過ぎます。まず始めて、走りながら整える。これが総合型選抜では最も賢い進め方です。
総合型選抜は塾に通うべき?独学との違い
「そもそも塾は必要?」という疑問にもお答えします。
塾に通うメリット(志望理由書・面接・出願戦略)
- 志望理由書の質:第三者の視点で深く掘り下げられる
- 面接・小論文:客観的なフィードバックで完成度が上がる
- 出願戦略:複数校の併願や日程を踏まえた最適な設計ができる
塾が必要な人の特徴
- 志望理由書を何から書けばいいか分からない
- 学校のサポートだけでは不安
- 自分一人だと先延ばしにしてしまう
- 客観的なフィードバックが欲しい
独学で進める場合の限界
独学でも合格は可能ですが、自分の考えを客観視しづらいという壁があります。総合型選抜は「他者にどう伝わるか」が重要なため、対話を通じて磨く機会があるかどうかが差になりやすいのです。
総合型選抜の対策は「盛る」より「深める」——パスハックという選択肢


総合型選抜は、テクニックで”盛る”だけでは見抜かれてしまいます。パスハックが大切にしているのは、「盛る対策はしない。深める対策をする。」という考え方です。
- 総合型選抜で国立大に合格した代表が直接指導:本気で深めた経験を、実体験ベースで伝えます
- 社会人プロ講師のみ:学生バイトではなく、プロが伴走します
- チーム体制での指導:一人の主観に偏らず、多角的に磨きます
- 毎月の成長レポート:何がどれだけ伸びているか、保護者にも見える化します
そして、ここまでお伝えしてきた通り、まずは月2回からでもスタート可能。「週1は厳しいけれど、早く始めたい」という方にも、無理なく深める対策を始めていただけます。
愛媛県松山市で総合型選抜を本気で考えるなら、早く・深く始められる環境を選ぶことが合格への近道です。
まとめ:いつからでも遅くない。でも、早いほど”深められる”
- 総合型選抜の塾は高2の春〜夏スタートが理想
- 出願は高3の9月〜、合否は11月〜と前倒し。だから早いほど有利
- 評定平均・活動実績は高2までが効いてくる
- 高3からでも間に合う。諦めて動かないのが一番もったいない
- 大切なのは頻度より始めること——月2回からでもOK
- 早く始めるほど、”盛る”でなく”深める”対策ができる
迷っている今が、動き出すベストタイミングです。
監修者


長岡 孝樹
総合型選抜専門塾パスハック 代表
塾講師・フリースクール講師としてキャリアをスタート後、 ITベンチャーや上場企業でWebマーケティングを経験。 サイト運用から広告ディレクションまで幅広く担当。
IT寺子屋では小学生へのプログラミング指導に携わる。 現在は愛媛県松山市にて総合型選抜専門塾「パスハック」 を運営。自らも総合型選抜で電気通信大学に合格した実績を持つ。









